れたぷれ!/すたんぷつくーる!【スマホアプリ】樹脂版作成手順を公開しました。
自作で作成する樹脂凸版の作成手順をアプリにまとめました。
樹脂版を作成する前に作る仕組みを把握することで、作成ポイントやコツがわかります。
・凸版を作成する仕組み
・樹脂版作成手順(作成の注意ポイント等含む)
・樹脂版であそぶ(樹脂版でできる事を色々)
これから樹脂版を自作してみたいという方はこちらのアプリで、一通り作成手順とポイントを
確認しておくと、自分でも作成できるかの判断ができるかと思います。
また、スマホアプリという形ですが、実際にはスマートフォンにインストールされません。
スマホのホーム画面にショートカット(ブックマーク)としてアイコンを置く形となります。
アイコンを押すと、スマホ用のホームページに見に行っている形なので、オフラインでは
見る事ができません。
ただ、スマホにインストールされないという事で危険なプログラムを読み込む事もございませんので
安心してお使いいただけるかと思います。
スマホ版の樹脂版作成手順【取り扱い説明書】のようなものになります。
おうちで活版印刷【小さめの紙袋にレタープレス】
カードやハガキももちろんレタープレスできますが、工夫をすれば小さめの紙袋にもレタープレスが可能です。
今回はコーヒー豆 角底袋 にレタープレスしております。
個人で楽しむ活版印刷では「ダイカットマシーン」でローラープレスするレタープレスが主流ですが、今回は、同じような構造のマシーン【パスタマシーン】を利用。
比較的安価で、軽くコンパクトなのに、ポストカードや紙袋まで印刷可能です。
印刷の準備
硬質タイプ樹脂版(自作樹脂版キット)
クリアホルダー
スポンジテープ
★自作樹脂版キットについては記事下部に詳細
クリアホルダー内側に樹脂版を貼り付け、紙袋の位置を合わせるスポンジテープをセットします。
この設定により、毎回同じ位置にズレることなく連続的に印刷していくことができます。
クリアホルダー反対側は「樹脂版にインクを付ける為」にくりぬいており、ゴムローラーでインクを付けられる工夫をしております。
印刷の一連の流れを動画で確認いただけます
自作できる樹脂版について
今回利用している樹脂版は「れたぷれ!」という【硬質タイプ】の樹脂版作成キットを使用しております。樹脂版は一般的には印刷やスタンプに利用される柔らかい樹脂が利用されますが、「れたぷれ!」は紙にプレスをかけて凹みをつけられる硬度のある特殊な樹脂を使っている「レタープレス専用」の樹脂版となります。
パソコンでロゴ等の画像を作成して、透明なフィルムに黒印刷でネガフィルムを作成し樹脂版に太陽光やUVライトで図柄部分だけに光があたるようにすることで画像部分を硬化させ、黒フィルムで光をあてなかったところを水で溶かしながらブラシでこすり落とすと、図柄部分だけが凸版状にのこって作成できる樹脂版となります。
さらに詳しい作成手順はこちらの記事で見ることができます。
自分で段ボールにスタンプ(印刷)する意外な方法
これまでにない以外なやりかたで「自分でダンボール印刷する方法」を紹介します。
今回のロゴ印刷では、段ボール以外に紙袋など、包装するもの全般にも応用することができます。
麺棒で生地を伸ばすようにスタンプ(印刷)
・スタンプ樹脂版(自作できるタイプA6サイズ)
・麺棒(100円ショップ)
・A5サイズクリアホルダー(100円ショップ)
・スポンジテープ(100円ショップ)
スタンプ樹脂版(自作できるA6サイズ)
メインの材料となります、スタンプ印面を自作できるキット「すたんぷつくーる!PLUS」でショップロゴ等を作成します。
★作成方法等に関する情報は記事下部にて詳細を記します。
その他に下記を用意します
・麺棒(100円ショップ)
・A5サイズクリアホルダー(100円ショップ)
・スポンジテープ(100円ショップ)
材料を加工して下準備する
・クリアホルダーの圧着部を切り落とし開閉可能にする
・樹脂版をクリアホルダー内側に貼り付ける
・クリアホルダー片側をくり抜く
・くり抜いた周りにスポンジテープを貼る
下記画像参照
インクを付け印刷工程
下記動画にて印刷工程を見ていきます
印刷では油性の<遅乾性>インクをおすすめします。
トレーの上に薄く伸ばしてもすぐに乾燥せず、長時間印刷していくことが可能です。
【印刷工程動画】
今回の印刷についてもっと知りたい方へ
・樹脂版について
・インク(れたぷれ!インク)
樹脂版について
使用する樹脂版は「すたんぷつくーる!plus」を使います。
作成手順はスマホアプリで確認できます。
樹脂版には種類がいくつかあり、今回の印刷以外に
・活版印刷(レタープレス)
・レザークラフト:革に樹脂版で刻印
・ショップカードや名刺の作成 etc...
樹脂版を使ったアイデアブログをお勧め致します。
インク(れたぷれ!インク)
油性<遅乾性>インク:れたぷれ!インク
乾燥した後は水にぬれても滲み等がでないので、段ボール、紙袋、カード印刷等でお勧めのインクとなります。版画で使うゴムローラーを使って樹脂版にインクを付けていきます。